VOICE スペシャルインタビュー

要素技術の
革新なくして、
ものづくりの進化なし。

理工学研究科物質生命コース修了。大学院時代の研究テーマは、炭素素材によるナノサイズのベアリングを用いた超潤滑の研究。機械システムには、動力を伝える際に部品同士が接触して必ず「摩擦」が生じる。これら摩擦によって失われるエネルギーは国民総生産の数%にもなると言われ、これらをゼロにすることができればその経済効果は計り知れない。不二越入社後、配属された軸受事業部でも摩擦は大きなテーマ。大学院時代の研究テーマが仕事で活きてきた。

2014年入社

軸受事業部 技術部

仕事

  • 「機械産業の米」ベアリング

    「機械産業の米」とも言われるベアリングは、回転する部分がある機械には必ず使われる汎用的な要素部品です。新幹線や自動車はもとより、ものづくりのための工作機械やロボットにも、もちろん使われています。ベアリング開発のテーマは、摩擦と振動の低減、そして耐久性のアップ。構造面と材料面の両方から、より高性能な製品を目指して研究開発に取り組んでいます。

  • EV対応のベアリング開発に取り組む

    私がいま携わっているのは、自動車のベアリング開発。燃費改善を狙い、摩擦によるエネルギー伝達ロスをいかに少なくしていけるのかが課題です。それと並行して取り組んでいるのがEV(電気自動車)向けのベアリング。高速回転に対応するため、熱の影響を受けにくい材料を用いたり、潤滑剤が回りやすい構造にするなど、多方面からのアプローチで製品開発を行っています。

入社動機

  • 技術者としてのスキルを
    磨いていける開発環境

    不二越の特長だと思うのですが、「社員一人あたりの仕事の領域が広い」ことが挙げられます。逆に言うと、一人であれもこれも多くのことをやらなければならない、ということですが(笑)。しかし技術者としてのスキルアップのためには、このことがとてもよい環境となっています。自分の中に多くの「引き出し」ができる。難題にぶち当たったときの対応力が高い、それが不二越のエンジニアだと思います。

  • すべて内製化できる強み

    素材づくりから完成まで主要パーツのほとんどを内製化できるのも不二越の特長。そのひとつのシンボルがロボットです。個人的な意見ですが、ソーラーカーやEVなどにもその技術力を展開していけるのではないかと思います。そんな夢のような可能性もある会社だと思います。

ものづくりの未来へ

  • 要素技術の進化がものづくりを革新する

    いろんな分野で「成熟」が言われる世の中ですが、イノベーションに限界はありません。ひとつの新しい要素技術の登場が、ものづくりの世界を一変させることもあります。冒頭の「超潤滑」もそのひとつ。お客様に話すと「おおっ!」と食いつきが凄い(笑)。ベアリングという要素から、ものづくりの世界を変えていきたいです。

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