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ニュースリリース

ベアリングの新ブランドQuestをスタート

2005年11月29日
株式会社不二越

 ナチ不二越は、ベアリングなどの主要な商品群に対して、新しくそれぞれにファミリーブランドを冠し、商品群としての優位性を積極的にアピールする。産業機械向けの高機能ベアリングについては、"Quest(クエスト:探究)"と位置づけ、重要な機械要素としての高い機能、信頼性を探究していく。
 Questブランドは、当社独自の材料・熱処理技術、機械加工技術を活かした、産業機械向けの多彩な高機能ベアリングで構成する。(産業機械:工作機械、産業用ロボット、建設機械、射出成形機など各種機械)
 高度化・多様化する市場のニーズに対して、高速・高負荷化、耐久性向上、低トルク・省エネ、低騒音・低振動、メンテナンスフリー、モジュール化など、高い機能を提供する。
 今回発表する「ボールねじサポート用軸受」を皮切りに、順次Questブランド商品を開発、市場投入していく。

Quest「ボールねじサポート用軸受」の新タイプを市場投入する

 ナチ不二越は、各種の工作機械をはじめ、精密測定装置、産業用ロボット、射出成形機などの分野において、精密送り用のアクチュエーターである「ボールねじ」をサポートする、高機能な精密軸受を提供しており、これまで、外付けオイルシール装置に対応する「開放型」と、高性能潤滑グリースを密封してメンテナンスフリーを実現した「接触シール付」を市場投入している。
 今般、トルクの低減による省エネと、昇温抑制をねらいとした「非接触シール付ボールねじサポート用軸受」を新たに開発し、ラインナップを拡充する。
 当社のボールねじサポート用軸受は、これまでの開放タイプ、接触シール付に加え、「非接触シール付」を加えることにより、カスタマーの用途、機械の特性に応じたベアリングの選択が可能となる。

1.最近のボールねじの技術動向
  1. 工作機械や射出成形機に組み込まれるボールねじは、より強力な推力が求められており、ボールねじを保持するベアリングについても、高負荷、高剛性が必要となる。
  2. ボールねじをはじめとする機械要素部品のメンテナンス工数の低減、長寿命化をすすめ、機械の稼働率の向上、効率化にとり組んでいる。
  3. ボールねじの送り精度が工作機械などの加工品質を左右するため、熱による変形などを最小限に抑える必要がある。
2.当社のポジション
  1. 当社のベアリング事業は、自動車向けではカーエアコンや等速ジョイント用、また、産業機械向けでは工作機械や印刷・製紙機械用など、付加価値の高い高機能ベアリングを中心に展開している。
    とくに、工作機械に使用されるボールねじサポート用軸受は、国内でトップクラスの納入実績があり、機械の高精度・高機能化に貢献している。
  2. 今回の商品ラインナップ拡充により、電動化が進展する射出成形機や、高い精度が要求される精密測定装置、半導体製造装置向けの市場を開拓する。
3.当社の「ボールねじサポート用軸受」の特長
  1. 開放型
    従来の玉軸受に比べ、大きなボールを数多く組み込み、さらに特殊樹脂製のボール保持器を採用することにより、高い剛性を実現している。外付けのオイルシール装置がある場合に適用。
  2. 接触シール型
    開放型の基本構造をベースに、あらかじめ高性能グリースを封入し、密封性に優れたシールを装着することにより、ゴミなどの侵入やオイル流出が極めて少なく、メンテナンス、外付けオイルシール装置が不要。
  3. 非接触シール型(今回開発・市場投入)
    さらに起動・回転トルクを低減し、省エネを実現。また、ベアリングの昇温を最低限に抑え、熱による送り精度のばらつきを低減する。
4.用途、売上目標など
  1. 用途:各種工作機械、射出成形機、産業用ロボット、精密測定装置などで使用されるボールねじ
  2. 寸法範囲:内径寸法直径15〜60mm、外径寸法直径47〜120mm、幅寸法15mm・20mm
  3. 発売開始:2005年12月1日(非接触シール型)
  4. 売上目標:2006年度10億円、2010年度20億円(ボールねじサポート用軸受全体)
以上
問い合わせ先 (株)不二越 部品事業部・軸受業務課
TEL 076-423-6354(直通)
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