株式会社不二越

当社の、超硬ドリル「アクアＲＥＶＯドリル オイルホール」は、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する2020年『“超”モノづくり部品大賞　奨励賞』を受賞致しました。

“超”モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、応募企業が開発、製品化した部品・部材の中から、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が選出し、表彰する制度です。

自動車部品や機械部品などの加工現場では、生産性の向上に向けて、加工効率の改善や工具の長寿命化の要求が高まっています。また、加工硬化しやすいステンレスなどの難削材への加工需要が増えるなか、内部給油型のオイルホールドリルのニーズが拡大しています。

「アクアＲＥＶＯドリル オイルホール」は、流体解析と剛性解析を用いて開発した最適なオイルホール形状「ＲＥＶＯ Ｐｏｗｅｒ Ｃｏｏｌｅｒ」を採用し、冷却性・潤滑性・切りくず排出性を飛躍的に向上させました。

他社の汎用オイルホールドリルと比べ、約２倍の工具寿命を実現した点や、「アクアＲＥＶＯドリル オイルホール」１本で幅広い被削材に対応できる汎用性の高さ、技術の革新性が高く評価されました。

また、2019年12月には、「アクアＲＥＶＯシリーズ」の第三弾として、超硬エンドミル「アクアＲＥＶＯミル」を市場投入しました。今後も、順次ラインナップを拡充し、高能率加工を求める現場において、ユーザーの生産性向上とコストダウンに貢献していきます。