株主の皆様へ
株主の皆様にはますますご清祥のこととお喜び申しあげます。
2010年11月期(2009年12月1日から2010年11月30日まで)の事業の概要についてご報告いたします。
経営環境
当期における当社グループをとり巻く環境は、好調な新興国経済を背景に、自動車のグローバル生産の回復に加え、市販や産業機械分野で持ち直しの動きが顕著になるなど、緩やかながらも景気回復の足取りを強めてまいりました。
事業の経過ならびに成果
このような状況の中、当社グループは、機械加工、ロボット、機能部品、材料事業をあわせもつ強みを活かし、新市場の開拓や既存市場の活性化をすすめてまいりました。
この結果、売上高は、1,348億円と前期に比べ25.3%の増収となりました。このうち、国内向けの売上高は841億円(前期比20.0%増)、海外売上高は506億円(同35.2%増)であります。
利益面につきましては、円高による輸出採算の悪化や販売価格の低下などの影響がありましたが、売上・生産の回復による操業度の向上に加え、コスト構造の抜本的見直しなど、トータルコストの削減にとり組みました結果、営業利益は82億円、経常利益は64億円となりました。これに、投資有価証券売却益や固定資産除売却損などの特別損益と、法人税等を計上した結果、当期純利益は55億円となりました。
配当金
期末配当金につきましては、当初の業績予想を上回る利益を計上することができましたので、株主の皆様のご支援にお応えするため、前期より2円50銭増配して、1株につき4円とさせていただきました。
今後のとり組み
今後の見通しにつきましては、中国をはじめとした新興国で引き続き高い経済成長が見込まれ、世界市場をけん引するものと思われますが、一方で、市場競争の激化による販売価格の低下や円高、原油、資源価格の上昇などによるコストアップが懸念されるなど、先行き予断を許さない状況が続くものと予想されます。
当社グループといたしましては、長期的な成長が期待できる新興国、エネルギー・インフラストラクチャー分野など新しい市場の開拓にとり組むとともに、製造・販売・研究開発面を中心に抜本的な改善とコストダウンを推しすすめ、安定した収益体制を構築し、業績の向上に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。
2011年2月
代表取締役社長