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最近のうごき

2021年9月

9.30日刊工業
アクアREVOシリーズの超硬ドリル・エンドミルのラインアップを拡充し、多品種少量生産や部品の小型化に対応する。アクアREVOドリルマイクロでは、硬さと靭性を両立した専用の超硬材料を開発し、5D、10Dの2タイプの溝長で、それぞれ直径0.5mm〜1.99mmまでの寸法サイズを発売。側面の立ち壁加工や深いポケット加工に最適なアクアREVOミル4Dでは、心厚を大きくし剛性を高めた。切削時における工具のたわみ抑制など安定加工を実現する。
9.29日刊工業
不二越、他社従来品比で3倍以上の長寿命を実現する盛上げ(非切削)タップのZTフォーミングタップを発売。盛上げタップ専用に開発したコバルトハイスとZTコーティングを採用し、すぐれた耐摩耗性・耐熱性を発揮し、長寿命化を実現した。形状面では、ネジ山盛上げ部をマージンレスにすることで、接触面積を減らして、工具摩耗や加工トルクを抑制したほか、新開発の油溝形状を採用することで切削油剤の流量を向上させ、油剤が先端まで届きにくい横型マシニングセンターにおいても高い潤滑性を発揮する。
9.7日経
未来ロボティクスエンジニア育成協議会(CHERSI)参画企業:ナチ不二越では、可搬質量1kgの超小型ロボットから1トンを超える大型まで多彩なロボットをラインナップ。スリム・コンパクトな小型ロボットMZシリーズの拡充で、生産ラインの合理化・自動化・省スペース化に貢献している。今後は、視覚技術など知能化技術を開発し、社内で培った多彩な生産技術・ノウハウと組み合わせた最適なロボットシステムを提案していく。

2021年8月

8.10日刊工業
産業用ロボット需要がV字回復する中、不二越は、7月の中間決算発表で、ロボット事業について「あらゆる分野で人の手からロボットへの移行が本格化している。6軸多関節ロボットに加えて、水平多関節(スカラ)ロボットや協働ロボットなどにも積極的にとり組む。今後は、バッテリー搬送や組み立てなど用途が拡大する電機・電子分野向けに注力し、商品開発や営業体制を拡充する」と意気込む。(坂本淳社長)
8.10日刊工業
不二越、消費電力を従来機比で25%低減した電磁弁(ソレノイドバルブ)SS/SA‐G01‐40(表紙写真)を8月に発売。工作機械や鍛圧機械など産業用機械向けの油圧機器で、部品設計の最適化をはかり、最高圧力・最大流量を維持し、生産現場の省エネルギー化やコスト削減に貢献する。2022年までに年50万台の販売をめざす。