Pick UP NACHI

革新タップシリーズ Hyper Z ロースパイラルタップ

長寿命

  • 硬さと靭性に優れる高級粉末ハイス材を採用
    特殊表面処理の油剤保持効果で摩耗を抑制

切りくずトラブルの大幅低減

  • ロースパイラル溝形状を採用し、切りくずの分断性を向上。切りくず詰まりや巻き付きのトラブルを低減

安定加工

  • 切れ刃とチップポケット形状の最適化により、立形・横形マシニングセンターの両方で抜群の安定性

Hyper Z タップシリーズは、独自の設計技術・材料・熱処理・表面処理から生まれた革新的なタップです。2016年の発売以来、シリーズを拡充し、安定加工と圧倒的な長寿命を実現し好評を得ています。

近年、脱炭素・省エネルギー化を背景に、自動車部品などでは軽量・小型化・薄肉化が図られ、部品の強度維持のため高強度かつ高硬度な材料が採用されています。また、設備の自動化進展に伴い、切りくずの巻き付きや排出不良によるチョコ停トラブルに悩まされるユーザーの声も多く聞かれます。

今般、これらのニーズや、難削化がさらに進む高硬度鋼加工に対応するHyper Z ロースパイラルタップを開発しました。摩耗が問題となる高硬度鋼加工では、高級粉末ハイスの採用と特殊表面処理の融合による耐摩耗性の大幅な向上で、従来品を大きく上回る寿命を達成。切りくずトラブルに対しては、分断された切りくずが出るよう切れ刃形状とロースパイラル溝形状を採用しています。切りくずの巻き付きや排出不良の問題を根本から解消することで、立形のみならず横形マシニングセンターでも抜群の安定加工を実現しました。

今後も、タップ加工における困りごとに寄り添い、ニーズに対応した商品を提案し、ものづくりの革新に貢献していきます。

立形・横形を選ばない安定加工と長寿命化

不立形・横形を選ばない安定加工と長寿命化

高硬度鋼でも圧倒的な長寿命を実現

高硬度鋼でも圧倒的な長寿命を実現 140穴加工後の磨耗比較

切りくず形状の比較

らせん状で長い切りくずは工具に巻き付く、分断型の切りくずは排出性が良い

製品詳細については左のQRコードからもご覧ください。