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電磁比例弁用小型・多機能デジタルコントロールアンプ ERD-20

 近年、デジタルネットワーク技術が急速に進歩し、様ざまな産業分野・機器におけるIT化やIoT対応が進んでいます。油圧機器においても、デジタル化への対応とネットワークへつながるIoT 機器としての役割が求められています。当社は、1960年代にソレノイドバルブの販売を開始し、電磁比例弁やコントロール用アンプについても、自社開発・販売し、ユーザーの多様なニーズに応えてきました。

 今般、簡単な操作で電磁比例弁を高精度制御できる小型多機能デジタルコントロールアンプERD‐20と、産業用ネットワークEtherNet/IPTMに対応した新ラインナップを新たに開発しました。工作機械・鍛圧機械など産業機械分野における油圧機器のIoT化を実現でき、ユーザーの生産性向上に貢献します。

産業用ネットワークEtherNet/IPTM対応

  • 油圧機器に電流・電圧値の指示やセンサー情報、アンプの各種ステータスなどを高速通信で伝達することで工場のIoT化に貢献。また、LANケーブル1本のみで、工程管理用PLC*との接続が可能となり、配線数を大幅に削減。
    *Programmable Logic Controllerの略
    入力機器からの信号をとり込み、プログラムに従って様ざまな処理が行なわれ、接続された機器を制御する

PCから簡単一括設定

  • 専用ツールソフトを使用することで、ユーザーのPCから操作・指示、一括設定、バックアップなどができるようになり、パラメータの設定時間を当社従来品比で約10分の1に大幅短縮。

フィードバック制御機能搭載

  • 圧力センサで油圧力を測定し、電磁比例弁の駆動電流を自動調整する。作動油の温度変化やバルブのオーバーライド特性による圧力の変化を大きく低減させ、指示通りの圧力による制御を実現。

欧州の安全規格CEに対応

専用ツールソフトによるPC一括設定が可能

産業用ネットワークにケーブル1本で接続可能

設定・調整工数を大幅削減